南津海は冬の温州みかんの様に剥いて食べられるかんきつです。
糖度が15度以上になるものも多く(みかんも12度~)また、独特の味わいがあり、とても美味しい春の果物です。
この南津海は、カラマンダリンとぽんかんの交配品種です。
カラマンダリンは酸味、甘さ共に強い品種です。ぽんかんは比較的甘い品種で、それらから出来た南津海はとても甘いみかんとなりました。
樹上でじっくり酸味を抜くことで非常に甘いみかんができたのです。あまりの甘さに袋がけをしないと鳥などに食べられてしまいます。
味について
非常に甘いみかんで、独特のコクもあります。種があるのがちょっと残念ですが、手で剥いて食べられるとても美味しいみかんです。
そのままみかんの様にして食べるのが一番美味しいでしょうが、ゼリーなどでも甘いので楽しめるでしょう。
形・色について
色やカタチは、ちょっとごわっとなったみかんといった風です。サイズもみかんとおなじくらい。旬は5月頃ですので、この頃にみかんの様に食べられるのはとても素晴らしいですね。
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